NANZUKA

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佃弘樹「FINAL HOMER」
これは、未来のビジネスマンのモデルである。何時間残業しようとも、何処へ出張することになろうとも、彼はノープロブレムだ。何故なら彼の着ている服は、彼の体の体調を常に管理し、健康を維持し続ける機能を持っているからだ。例えば、彼が南国へ出張することになった場合、このスーツは突然の気温の変化に対応し、常に適温を保ってくれる。勿論、伝染病や外敵からも身を守り、言語のトランスレーションも行ってくれる。夜になれば、その辺で寝ればいい。彼のことは、全てこのスーツが処理してくれる。ホテルを予約する必要もないのだ。未来のビジネスマンは満員電車に揺られて通勤することもない。なぜなら、彼は帰るべき家を既に身にまとっているからだ。

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宇川直弘「GRAND STAGE」
世を騒がせた建築問題を宇川直弘特有のニヒルな視点でアイロニー化した作品。アウターは、姉歯の最初の偽装設計とされたGRAND STAGE池上(後にこれは嘘であることが判明)の外壁一部を無数に細胞分裂させたグラフィックで作成されたテキスタイルでできており、アウターの関節部分から覗くインナーは、もろくも崩れ落ちた建築を象徴するかのように瓦礫のグラフィックで作成されている。また、ワッペンの内部には同じく建築問題となったアスベストを真空パックして縫包している。

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姉川たく「final ghost wear」
姉川ワールドによって、機能的でよりインダストリアルな印象を与えるHOME ONE が、有機的な生命感を宿すようになった。HOME ONEのポケットには、姉川によって制作された幾多ものスモール・クッションが隙間なく詰め込まれ、見た目の印象とは違い、着装した際の防寒性は非常に高い。

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ENLIGHTENMENT「Urban Deity / Urban Goblin」
都会の天神と都会の悪魔を表した二つのグラフィック。特殊シルクスクリーンで既存のFINAL HOME製品に後加工されたゴールドとブラックを基調をするそのグラフィックは、危うい引力と強度を備えている。ファッションとグラフィックのギリギリのせめぎ合いを感じさせる作品。

http://nug.jp/finalhome/finalhome.html